【新製品情報】1GbE 48ポートと10GbEアップリンク(SFP+)4ポート搭載L2スイッチ新登場

~独自リングプロトコルX-Ring Proで20ms以内の高速切り替え~

 産業用コンピュータの分野において世界トップシェアのアドバンテック株式会社(Advantech Co., Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区、以下 アドバンテック)は、1GbE 48ポートと10GbEアップリンク(SFP+)4ポート搭載した1UのラックマウントタイプのL2マネージドスイッチ:EKI-7454G-6Xを2021年7月28日に発売します。アドバンテックのマネージドスイッチシリーズに搭載している独自リングプロトコルX-Ring Proをサポートしており産業用ネットワークのディストリビューションスイッチとしても、エッジスイッチとしても最適なスイッチです。

概要

 EKI-7454G-6X は、ギガビットイーサを48ポート備え、アップリンク用に10Gイーサ(SFP+)を4ポート備えたL2スイッチです。1Uのラックマウントモデルですが、動作温度は0~50℃に対応しています。通信経路の冗長化は、STP/RSTP/MSTPのスパーニングツリーの他に独自のリングプロトコルX-Ring Proに対応しています。X-Ring Proはマルチリングの構成も組むことができ、経路の切り替えが20ms以内で切り替わることができます。また、産業用途にも向け、ネットワーク管理をSNMPだけではなく、Modbusプロトコルでポートステータスなどを取得してネットワーク管理ができるようになっています。

主な特徴

リング構成による冗長化

 アドバンテック独自のリングプロトコルX-Ring Proに対応しており、アドバンテックのマネージドスイッチとリング構成を組むことができます。X-Ring Proは、スパーニングツリープロトコルなどとは異なり、ルートの切り替えにかかる時間が20ms以内で行うことができます。また、リング構成のルートをアグリゲーションで組むこともできます。

認証/セキュリティ機能

 IEEE802.1X認証(ポートベース、MACベース)/RADIUS認証を備えています。安全なリモートアクセスを行うため通信内容を暗号化するSSHや、ネットワーク管理で使うSNMPv3の暗号化・認証機能などのセキュリティ機能にも対応しています。

Modbusスレーブでのステータス情報

EKI-7454G-6XはL2スイッチングハブの機能のほか、制御系で使われるModbusのスレーブとして機能します。ポートステータスなどのネットワーク情報をSNMPではなく、Modbusプロトコルで取得することもできます。

EKI-7454G-6Xの概要

製品名EKI-7454G-6X  48GE+6 10G SFP L2マネージドスイッチ
通信ポートギガビットイーサ x 48ch、10G SFP+ポートx6ポート
コンソールRJ-45x1ポート
設定Web GUI、コマンド
電源AC100~240V
動作温度0~+60℃
標準価格¥183,600
EKI-7454G-6X




アドバンテックについて

台湾 Advantech Co., Ltd. (TAIDEX:2395)は、1983年の創業以来eプラットフォームのリーディング・プロバイダとして、産業用コンピューティングやグやオートメーション市場におけるハイパフォーマンスな製品の開発・製造および販売に携わっており、現在では世界26カ国96都市に拠点を構えるグローバル企業です。産業用コンピュータや産業用PC、リモートI/Oモジュールや産業用マザーボードの販売に加え、お客様のニーズにきめ細かくお応えする産業用コンピュータのBTOサービスや、お客様の要求仕様に合わせて製品の設計から生産までを請け負うDMSビジネスも行なっています。また、コーポレートビジョン「インテリジェント・プラネットの実現」を具現化するスマートシティ&IoTソリューション・ビジネスの開拓に注力し、積極的な製品およびソリューション開発ともに、さまざまなエコパートナー企業とのパートナーシップの強化を図っています。エコパートナー企業との緊密な協力関係、および自らの研究開発投資によって、インテリジェント・システムを様々な産業に普及させ、あらゆる労働環境と生活環境をより豊かでスマートなものにしていくことが、Advantechの使命です。
(ホームページ: www.advantech.co.jp)

本件についてのお問い合わせ先

アドバンテック株式会社
IIoT事業部 TEAM マーケティング  松本 恭一
TEL: 06-6267-1887  Mail:AJP.IIOT.Marketing@advantech.com