IIJ Engineer Blog、アドバンテックの「WISE-PaaS」について掲載

2020年10月27日 火曜日、株式会社インタネットイニシアティブ(以下「IIJ」)の公式ブログサイト「IIJ Engineer Blog」にてアドバンテックのクラウドサービス「WISE-PaaS」について掲載されました。

産業に特化したクラウドサービス「WISE-PaaS」の概要を実際のダッシュボードとともに紹介しています。

エッジとPaaSを持つアドバンテック、
クラウドと SIM を持つ IIJ

産業用 IoT では、エッジデバイスから情報をネットワークサービスにより収集し、さまざまなアプリケーションによってデータを活用することで価値を生みます。このサイクルを実現するためには、一元的なデータ活用の仕組みが必要となります。しかし、IoT デバイスなどから、データを収集するクラウド基盤、業種ごとのアプリケーションなどの全ての要素を自社内に抱える企業は存在しません。そこで、これらの一部を担う企業同士で協力し、パートナーシップを組んでソリューションを構築することが重要となります。

WISE-PaaSは、産業用コンピュータでトップシェアを占めるアドバンテックがグローバルで展開する産業向けのクラウドサービスです。アドバンテックは、ネットワーク、モバイル、クラウド、セキュリティ サービスを提供し、IoT 事業を展開している IIJ と協業し、日本国内へ向けた産業向けソリューションを展開しています。

製造業に特化した IoT プラットフォーム「WISE-PaaS」

WISE-PaaS は、工作機械などの生産設備や製造ラインに設置された同社の産業用コンピュータやデバイスからさまざまなデータをリアルタイムに収集し、設備やラインの状況を可視化することで、設備およびラインの稼働率把握やリモート監視、予兆保全などを可能にするプラットフォームです。製造業を中心に、物流、運輸、交通、エネルギーなどの業種で、業務効率を向上させる IoT 構築に必要なシステム基盤を一元的に提供可能とします。

「WISE-PaaS」の主要な機能

生産効率の向上

・ 生産アンドンをクラウド上で再現
・ 生産進捗管理
・ 時間別生産進捗グラフ
・ ラインごと、工場全体、複数工場に対応
・ 設備総合効率
・ AI 活用および集中管理
・ 定期保全・予兆保全

設備の遠隔監視

・ クラウド上でリアルタイム監視
・ 設備異常の早期発見
・ 点検業務の効率化
・ 保守サービス化の促進

エネルギーマネジメント

・ ビル・工場のエネルギー管理
・ エネルギー消費量およびCO2排出量の削減